夏のストールのお手入れ・洗い方と乾かし方は?失敗しないためのコツ|m・m blog|ストール専門店 MMコレクション

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素材やデザイン・巻き方など、一年を通して
ストールを愉しむ情報を公開していきます。

2022.07.18

ストール

夏のストールのお手入れ・洗い方と乾かし方は?失敗しないためのコツ

こんにちわ

いよいよ夏本番ですね!

最近では突然の雨など天気が不安定ですね
これが終わるとまぶしいくらいの夏が始まる予感です

みなさんは夏のストールを活用されてますか?

紫外線対策には日傘やアームカバーと一緒に、ストールを使ってみてください

暑いから・・・
似合わない・・・

冬のカシミヤストールやマフラーとは違って、夏のストールは素材やデザイン、カラーもバリエーションが豊富です

今日は夏のストールを清潔に使っていただくためのお手入れをご紹介します

洗い方、乾かし方のコツは洗濯表示に従う他に、実はストールの形状によって注意が必要です

汗ばんでも清潔に使っていくために夏のストールのお手入れについて見ていきましょう

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夏のストール これって洗濯できる?

まずはお手持ちのストールの洗濯表示を確認してみてください

洗濯表示として、以下の表のいずれかのマークが記されているはずです

※詳細は経済産業省の洗濯表示をご覧ください→こちら

洗濯表示について
洗濯表示

同じストールでも、生地の種類や、染め方、染料の違い、
縫製の仕方などによって、洗濯表示は変わります

似たようなストールをお持ちの場合でも、
ストールそれぞれによって洗濯表示が違うこともありますので、都度確認をするようにしてくださいね

まず、表の右の列の下から2番目の、手のマークがついているものであれば、
ご自宅で手洗いが可能です

たまに、右の列の一番下と下から2番目以外の「洗濯機で洗える」マークがついているスカーフもあると思います
この場合は洗濯機で洗うことができます

しかし、表の右の列の一番下の「洗濯不可」のマークがついているものは、
ご自宅で手洗いや洗濯機での洗濯はできません

ドライクリーニングやウェットクリーニングのマークを確認して、
お近くのクリーニング店へ出しましょう

失敗しないために・・・「洗濯不可」のマークの意味

「洗濯不可」のマークがついている場合、以下のケースが考えられます

・洗うと生地のサイズが変わってしまう(収縮)
・洗うと色が落ちてしまう(色落ち)
・洗うと風合いが損なわれてしまう

いつも洗濯しているけど何の問題もなかった!という方もいらっしゃるかもしれません

ストールの生地の種類や洗剤の種類、洗い方によっては、
たまたま変化がなかったように見えることもあります

しかし、「洗濯不可」の場合、JIS法で指定された検査をした結果、
洗濯をすることによって上のようなケースが確認されたということです

一度の洗濯では何も起こらなかったとしても、2度目の洗濯では全く風合いが変わってしまった、
色が薄くなってしまった、なんてこともあります

おしゃれ着洗い用の洗剤をつかっても、ドライクリーニングと同じではありません

お気に入りのストールだからこそ、長く大切に使いたいものです

「洗濯不可」のマークがついていた場合は、
必ず信頼できるクリーニング店など、専門店に依頼するようにしてくださいね

夏のストール 大切なストールを自宅で洗濯してみる

マークを確認したら早速洗濯してみましょう
今回は、洗濯表示「手洗い可」のマークのストールを手洗いで洗濯してみますね

ストールの手洗い洗濯は40度未満のぬるま湯で

水温については水道水であれば気を付ける必要はありません
しかし、おふろの残り湯などを使って洗濯をする場合は注意が必要です

あまり気にしていないかもしれませんが、実は水温は重要なポイントです

例えば、食器などの油汚れを落とすときは、高温の方が汚れがよく落ちます
これはストールなどの生地を洗濯する場合も同じです

しかし、汚れも落ちるということは、色も落ちてしまうかもしれませんし、
生地に思わぬダメージを与えてしまうことも考えられるのです

熱めのお風呂に入った後の残り湯を使ったとすると、
湯温は40度をこえていることもあります

洗濯表示に「手洗い可」と書いてあったのに、洗い上りを確認したときに、
ストールの生地が変によれていたり、色が薄くなってしまったら、目も当てられません

「手洗い可」の場合の水温は40度未満です

ストールの洗い方は振り洗いで

水温が40度以下(30度くらいが良いでしょう)を確認したら、
早速、ストールを洗っていきましょう

まず洗剤についてです

必ず「中性」洗剤を使用してください

洗面器に水を入れて、洗剤を入れます

柔軟剤や漂白剤はあまりおすすめしません

なぜかというと、
柔軟剤は過度に繊維をやわらかくしようとするため、生地を傷める可能性があります
これによって、こだわりの素材のストールの風合いが変わってしまうこともあります
型崩れの原因にもなります

また漂白剤については、
汚れを落とすための漂泊の成分が、ストールの色柄を落としてしまう可能性があります

この時、洗剤の濃さはお使いの洗剤に書かれている用量を守ってください
汚れがひどいからと言って、濃度を濃くしてしまうと色落ちの可能性が出てきてしまいます

大切なストールを長く使っていくためにも、
必ず、洗剤に書かれている用量を守るようにしてくださいね

洗濯の準備が出来たら、早速手洗いスタートです

ストールを洗濯洗剤を溶いた水に浸します
この時、ゴシゴシと擦ったりするのは厳禁です

やさしく洗面器内をかき混ぜるように、ストールを泳がすように振り洗いをしていきます

汚れがひどい場合は、漬け置きしても良いですが、
長い時間漬けてしまうと、色が薄くなったりすることがありますので注意が必要です

何度か振り洗いをしたら、しっかりとすすいでください
何度か水を取り替えながら、洗剤が残らないように振り洗いと同じ要領ですすいでいきます

洗濯の際の泡が消えて、洗剤のぬめり感がなくなれば、すすぎは完了です

つづいて、脱水して乾かしていきます

夏のストール 脱水~乾かし方

やさしく手洗いで洗濯することで生地を傷めることなく、
汗などの汚れが落ちて、きれいなストールがよみがえってきたはずです

ここで、ひと安心してはいけません

夏のストールの脱水はやさしくていねいに

いくら洗い方が丁寧でも、脱水の時の水の絞り方が雑だと、
せっかく大切にしていたストールの生地がよれてしまうことがあります

夏のストールは風合いや風通しを考慮して織りが甘くふんわり作られていることがあります

他の布地と同様に「ギュッ」と絞ってしまうと、せっかくふんわり織った生地がよれてしまいます

また、夏のストールは軽やかさを出すために糸が細くなっています

脱水の時に強い力を与えることで切れてしまうこともあります

繊細な糸でふんわり織った夏のストールですので、
水を含んでやわらかくなったストール生地はよりやさしく扱ってくださいね

すすぎが終わったら、洗面器の中の水を切ります
水分をたっぷり含んだストールを丁寧に折りたたみます

手のひらサイズほどに折りたたんだストールを上から軽く抑えるイメージで、水を絞っていきます

ストールを上から軽く押して、出てきた水を流します

これを何度かくり返してください
押しても水が出てこなくなったら、脱水は終了です

タオルで挟んで水気をとる

押しても水が出てこなくなっても、洗い上がりのストールはまだまだ水分を含んでいます

気になったとしても、絶対に雑巾絞りのように固く絞ることはNGです

ストールを広げた大きさより大きめのタオルを2枚用意します
バスタオルサイズが便利です

タオルを広げて、その上にストールを広げて置いてください

この時に、しわにならないように、色移りをしないように、ストールは重ねずに広げておいてください

もう一枚のタオルを上から広げて重ね、軽くトントンするイメージで
ストールの水気を上下のタオルに移していきます

水分の残りが多く、タオルが濡れてしまい、水気を吸わなくなってくるようであれば、
タオルを新しいものに換えてくださいね

ここまでくればもう一息です

夏のストール 干す~アイロン

やさしく丁寧に洗い、水気をとったストールは、
汚れが落ちて、元の輝きを取り戻そうとしています

お洗濯が完了するまであと少しです

洗いシワが取りながらストールを陰干しする

あとは干すだけです

干すときにストールの生地を四方八方にやさしく引っ張って洗いシワをとっていきます

部屋の中で、物干し竿に掛けるように干すのがベストです

ストールはスカーフと比べて長いので、2本のハンガーにかけて干すのも良いでしょう

洗濯ハサミなどで止めてしまうと、跡がついてしまうので注意が必要です

乾いたストールにアイロンをかける

ストールによっては自然な風合いで乾いたそのままの方が良い場合もあります

小判のストールや綿素材のもの、洗いシワがあまりとれずによれてしまったストールは
アイロンをかけたてから使う方が、ステキにアレンジして巻くことができます

まず、薄いハンカチなどの布で当て布をしてアイロンをかけます

アイロンの設定は「低~中」くらい、ドライでスチームは切っておきましょう

アイロンの掛け方は、

・力を入れず、アイロンの重みでなでながら、シワを伸ばしていく
・ストールの真ん中から外側の淵に向かって動かす

生地がまっすぐ洗いシワが取れればOKです

夏のストール繊細な生地ではありますが過度に恐れる必要はありません

もし、ガーゼ織りなど生地の織り目が透けているものなどは、アイロンの先でひっかけたりしないように注意が必要です

その他は、普通のシャツにアイロンをかけるのと同じ要領で大丈夫です

キレイになったストールを巻いて、冷房対策やUV対策を万全にして
気分新たにお出かけするのが楽しみになりますね!

エム・エムコレクションのストールについて

エム・エムコレクションの夏のストールは、そのデザインやカラーはもちろんのこと、生地の素材や織り方にこだわっています

例えば綿の素材だとしても綿そのものを普通に織ってしまっては、まるで手ぬぐいのようになってしまいます

細番手のやわらかい綿の糸にシルクを織り交ぜることで、適度な張り感と光沢を出すことができます

その他、織りの密度を変えて風通しをよく涼しいストールに工夫したり、経糸と緯糸の番手や糸の撚りを変えてさまざまな着け心地を追求しています

デザインやカラーとともに、こだわりの生地の夏のストールを是非お楽しみください

【おすすめ】エム・エムコレクションのシルクスカーフはコレ!

エム・エムコレクションがおすすめする、今すぐ使えるシルクスカーフをご紹介します

上品な光沢があるシルクスカーフはご自分用にも、大切な方へのギフトとしてもおすすめです。

おすすめシルクスカーフ①
おすすめシルクスカーフ②

いかがでしたでしょうか?

エム・エムコレクションのストールやマフラーは、
それぞれの季節やシーンに合わせて、「素材」「カラー」「デザイン」を楽しんでいただけます

いつもの装いにステキなお気に入りの1枚をプラスして
コーディネイトをお楽しみください

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