【冬到来!】シーズン前にカシミヤのお手入れと失敗しない洗濯を知っておきたい|m・m blog|ストール専門店 MMコレクション

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2022.11.22

カシミヤ

【冬到来!】シーズン前にカシミヤのお手入れと失敗しない洗濯を知っておきたい

こんにちわ

いよいよ冬到来!
カシミヤのお手入れは大丈夫ですか?

そろそろカシミヤの季節です

コートやーセーター、マフラーやストールなど

あのあたたかさ、やわらかさが今年も大活躍してくれます

冬の間、私たちの身体を暖かく包んでくれたカシミヤのストールやマフラー

どうやって保管していましたか?

お気に入りのカシミヤストールやカシミヤマフラーに今年の冬も活躍してもらうために、
「お手入れは?」「洗濯は?」「保管は?」といった疑問にお答えします

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【カシミヤ】ストールやマフラーの普段のお手入れ

洗濯をする前に、普段のお手入れが大切です

毛玉が出来てしまい、生地がヨレヨレになったままのカシミヤストールやカシミヤマフラーを、
そのまま手洗いしてはいけません

もちろん、冬の間に毎日のように使っているときでも、着用した後は都度お手入れをしたいですよね

「洗濯前には絶対にやっておきたい」カシミヤストールやカシミヤマフラーのお手入れを見てみましょう

カシミヤストール・マフラーのお手入れ
1.ほこりなどを手で軽くはらう
2.洋服ブラシなどで毛並みを整える
3.毛玉は無理に引っ張ったりせずに切る
4.アイロンでシワを伸ばす
5.広げて吊るす、または平置きで休ませる

毎日使った後に、これをすべてやるのは大変です

お休みの日や、ふと気づいたときにお手入れしてあげるつもりで、お手入れするようにしましょう

カシミヤストールやカシミヤマフラーを取った後、軽く手ではらって、ほこりやごみなどを落とすようにしてください

更に、髪の毛のお手入れと同様に、サッとブラッシングしてください
洋服ブラシの中でも「馬毛」がコシがあり、毛先が細いので適しているといわれています

力を入れず、毛の向きに従って一方向にやさしくなでるイメージでブラッシングします

毛の向きは房から房まで一定です

半分に折って、真ん中から房に向かってブラッシングする方がいらっしゃいますが、
これではどちらかが逆毛を立てている状況になってしまいます

このひと手間で、だいぶ変わります

カシミヤだけでなくウールなどの起毛した商品は、着用時に擦れることで毛玉ができます
毛同士が絡みあたり、擦れたりするほか、ほこりや髪の毛なども絡まって、毛玉になりやすい状況を作ってしまいます

お気に入りのカシミヤストールやカシミヤマフラーを長く使っていただくためにも、
お使いになった後、お手入れしてあげてください

お使いになった後、、洗濯の前のお手入れが済んだら、早速洗濯をしていきましょう

【カシミヤ】ストールやマフラーの洗濯表記を確認しましょう

まずはお手持ちのカシミヤのストールやマフラーの洗濯表示を確認してみてください

洗濯表示として、以下の表のいずれかのマークが記されているはずです

洗濯表示について
洗濯表示

同じカシミヤストールやカシミヤマフラーでも、織り方や縫製の仕方などによって、洗濯表示は異なります

似たようなストールやマフラーをお持ちの場合でも、
それぞれによって洗濯表示が違うこともありますので、都度確認をするようにしてくださいね

まず、表の右の列の下から2番目の、手のマークがついているものであれば、
ご自宅で手洗いが可能です

たまに、右の列の一番下と下から2番目以外の「洗濯機で洗える」マークがついているスカーフもあると思います
この場合は洗濯機で洗うことができます

しかし、表の右の列の一番下の「洗濯不可」のマークがついているものは、
ご自宅で手洗いや洗濯機での洗濯はできません

ドライクリーニングやウェットクリーニングのマークを確認して、
お近くのクリーニング店へ出しましょう

失敗しないために・・・「洗濯不可」のマークの意味

「洗濯不可」のマークがついている場合、以下のケースが考えられます

・洗うと生地のサイズが変わってしまう(収縮)
・洗うと色が落ちてしまう(色落ち)
・洗うと風合いが損なわれてしまう

いつも洗濯しているけど何の問題もなかった!という方もいらっしゃるかもしれません

しかし、「洗濯不可」の場合、JIS法で指定された検査をした結果、
洗濯をすることによって上のようなケースが確認されたということです

一度の洗濯では何も起こらなかったとしても、2度目では全く風合いが変わってしまった、なんてこともあります

おしゃれ着洗い用の洗剤をつかっても、ドライクリーニングと同じではありません

お気に入りのカシミヤストールやカシミヤマフラーだからこそ、長く大切に使いたいものです

「洗濯不可」のマークがついていた場合は、
必ず信頼できるクリーニング店など、専門店に依頼するようにしてくださいね

【カシミヤ】お気に入りのカシミヤストール・マフラーを自宅で洗濯してみる

マークを確認したら早速洗濯してみましょう
今回は、「手洗い可」のマークのカシミヤストールで、手洗いしてみますね

カシミヤストール・マフラーの手洗いは30度程度のぬるま湯で

水温については水道水であれば気を付ける必要はありません
しかし、おふろの残り湯などを使う場合は注意が必要です

あまり気にしていないかもしれませんが、実は水温は重要なポイントです

例えば、食器などの油汚れを落とすときは、高温の方が汚れがよく落ちます
これはカシミヤなどの生地を洗う場合も同じです

しかし、汚れも落ちるということは、色も落ちてしまうかもしれませんし、
生地に思わぬダメージを与えてしまうことも考えられるのです

熱めのお風呂に入った後の残り湯を使ったとすると、
湯温は40度をこえていることもあります

「手洗い可」と書いてあったのに、洗い上りを確認したときに、
カシミヤストールやカシミヤマフラーの生地が変によれてしまったりしたら、目も当てられません

「手洗い可」の場合の水温は40度未満です

カシミヤストール・マフラーの洗い方はやさしく押し洗いで

水温が40度以下(30度くらいが良いでしょう)を確認したら、
早速、カシミヤストールを洗っていきましょう

まず洗剤についてです

必ず「中性」洗剤を使用してください
できれば、「カシミヤ専用」などの専用の洗剤を使うと尚良いですね

洗面器に水を入れて、洗剤を入れます

漂白剤はおすすめしません

なぜかというと、漂白剤については、
汚れを落とすための漂泊の成分が、変色の原因にもなります

この時、洗剤の濃さはお使いの洗剤に書かれている用量を守ってください
汚れがひどいからと言って、濃度を濃くしてしまうと色落ちの可能性が出てきてしまいます

お気に入りのカシミヤストールやカシミヤマフラーを長く使っていただくためにも、
必ず、洗剤に書かれている用量を守るようにしてくださいね

準備が出来たら、早速手洗いスタートです

カシミヤストールを洗濯洗剤を溶いた水に浸します
この時、ゴシゴシと擦ったりするのは厳禁です

やさしく洗面器内でカシミヤストールに水をしみこませるように押し洗いをしていきます

この時に振り洗いや擦り洗いはしてはいけません
繊細なカシミヤの毛が擦れて毛玉の原因になりますし、毛が抜けて生地が痩せてしまう原因にもなります

汚れがひどい場合は、漬け置きしても良いですが、
長い時間漬けてしまうと、色が薄くなったりすることがありますので注意が必要です

何度か押し洗いをしたら、しっかりとすすいでください
何度か水を取り替えながら、洗剤が残らないように振り洗いと同じ要領ですすいでいきます

洗濯の際の泡が消えて、洗剤のぬめり感がなくなれば、すすぎは完了です

つづいて、洗濯洗剤を溶かしたときと同様に、柔軟剤を溶かし入れて、
3分ほど漬け置きします(お使いの柔軟剤の用量と使い方に従ってください)

柔軟剤をしっかりとすすいで落としてください
何度か水を取り替えながら、柔軟剤が残らないように押し洗いと同じ要領ですすいでいきます

すすぎまで終わったら、脱水して乾かしていきます

【カシミヤ】カシミヤストール・マフラーの乾かし方

やさしく手洗いすることで生地を傷めることなく、
汗などの汚れが落ちて、きれいなカシミヤストールがよみがえってきたはずです

ここで、ひと安心してはいけません

カシミヤストールの脱水はやさしく丁寧に

いくら洗い方が丁寧でも、脱水の時の水の絞り方が雑だと、生地がよれてしまうことがあります

繊細な糸でふんわり織ったカシミヤ生地ですので、
水を含んでやわらかくなったカシミヤストールやカシミヤマフラーはよりやさしく扱ってくださいね

すすぎが終わったら、洗面器の中の水を切ります
水分をたっぷり含んだカシミヤストールを丁寧に折りたたみます

四つ折りまたは八つ折りほどに折りたたんだカシミヤストールを上から軽く抑えるイメージで、水を絞っていきます

カシミヤストールを上から軽く押して、出てきた水を流します

これを何度かくり返してください
押しても水が出てこなくなったら、脱水は終了です

タオルで挟んで水気をとる

押しても水が出てこなくなっても、洗い上がりのカシミヤストールはまだまだ水分を含んでいます

気になったとしても、絶対に雑巾絞りのように固く絞ることはNGです
タオルで挟んで水気をタオルに吸い込ませて取っていきます

大きめのバスタオルサイズであれば、カシミヤストールとほぼ同程度のサイズかと思います

ここまでくればもう一息です
お洗濯が完了するまであと少しです

洗いシワを伸ばしてカシミヤストール・マフラーを陰干しする

脱水を終えたカシミヤストールを、あとは干すだけです

部屋の中で、物干し竿に掛けるように干すか、
広げて干す場所があるのであれば平置きで干すのがベストです

洗濯ハサミなどで止めてしまうと、跡がついてしまうので注意が必要です

キレイになったカシミヤストールやカシミヤマフラーを巻いて、
気分を新たにお出かけするのが楽しみになりますね!

これから暑い夏がやってきますが、その先の冬も待ち遠しい気分になってきました

【カシミヤ】カシミヤストール・マフラーの保管方法は?

洗濯後も使用後もお手入れは同じ

ブログの初めに説明しましたが、お手入れは「洗濯前」「洗濯後」「使用後」すべて同じです

洗濯して乾いたカシミヤストールやマフラーは、毛が落ちて少ししぼんだようなイメージになることが多いです
これはご自分の髪の毛を洗った後や、ペットのシャンプーをした後と同じです

ご自身やペットのシャンプーの後、ドライヤーで乾かしてブラッシングしますよね?

カシミヤストールやカシミヤマフラーも同じように、「アイロン」「ブラッシング」このふたつをかけてください

アイロンは当て布をして、洗いシワや干したときのシワを伸ばすイメージでかけてください

その後、毛の向きを整えるイメージで軽くブラッシングをして保管して下さい

カシミヤストール・マフラーの保管は害虫に注意

天然繊維や獣毛などの生地全般に言える事ですが、
保管の際は虫食いの被害に注意が必要です

今回洗濯をしてみたカシミヤストールはその名の通り、カシミヤ生地です

せっかくキレイに洗って仕上げても、
保管しているときに、虫に食われて穴が開いてしまった、なんてことがないようにしたいですよね

虫食いを防ぐためには、外から帰ってきたらひと通り汚れを払い(ブラッシングなども可)、クローゼットにしまいます
衣類に付いた皮脂や食べこぼしなどをそのまま放っておくと、害虫の餌となって被害が発生しやすくなります

キレイに洗濯をしたばかりのカシミヤストール・マフラーの場合は汚れの心配はありません

しかし、害虫は暗い場所を好みます
クローゼットに掛けて保管するのがベストですが、タンスにしまっていたとしても、
定期的にクローゼットやたんすから明るい場所に出して、陰干しすることもおすすめです

さらに気になる場合は、衣類用の防虫剤を使って対策しましょう

上質なカシミヤストールやカシミヤマフラーは繊細で毛がやわらかく、害虫も好む傾向にあります

大切なお気に入りのカシミヤストールやカシミヤマフラーを長く使っていくためにも、
洗濯だけでなく普段のお手入れ、保管方法なども、注意していきたいですね

エム・エムコレクションのカシミヤについて

ふんわりあたたかい高品質なカシミヤストールやマフラーは、
貴重なカシミヤヤギの毛を使われて作られているからです

エム・エムコレクションのカシミヤストールやマフラーは、この貴重なカシミヤヤギのなかで、
品質が高いと言われている中国内モンゴル自治区のカシミヤの毛を主に使用しています

この毛を使って作られたカシミヤ製品は「保温効果」「保湿効果」にすぐれ、非常に上品な「光沢」をもたらしてくれます

カシミヤの原毛をふんだんに使って、糸〜生地に形を変え、
エム・エムコレクションのふんわりあたたかな高品質カシミヤ製品が作られています

【おすすめ】エム・エムコレクションのカシミヤ商品はコレ

エム・エムコレクションがおすすめする、
今すぐ使えるカシミヤストールやマフラーをご紹介します

おすすめカシミヤストール①
おすすめカシミヤストール②

いかがでしたでしょうか?

エム・エムコレクションのストールやマフラーは、
それぞれの季節やシーンに合わせて、「素材」「カラー」「デザイン」を楽しんでいただけます

いつもの装いにステキなお気に入りの1枚をプラスして
コーディネイトをお楽しみください

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